近ごろ、我が家の猫たちが暖を求めて、代わる代わる私の膝にやってくるようになりました。
皆さま、冬支度は進んでますか?アッコです。
さて、今回は先日行った現地調査のようすをお届けします。ーと言っても、すでに2ヶ月ほど経ち、記憶の糸をたぐり寄せるのに四苦八苦。笑
お伺いしたのは、猪名川町柏原にある古民家。ここで新しい暮らしを始めるのは、脱サラして農業に挑戦するご主人と、カフェの開業を希望している奥様、お嬢さん2人のBさんご家族です。
【移住&カフェ開業サポート】第一歩は、『お話会』からスタート!
移住先は、大野山の麓にある自然豊かな場所。
山の緑と白い雲、澄んだ空の青が織りなす鮮やかなコントラスト。パッチワークのような棚田に、稲を刈るコンバインの音…。まるで映画にでも出てきそうな風景に、ただただ癒されました。

建物は、母家、納屋、そして離れの3棟。古民家と聞いて勝手に荒れた状態を想像していたのですが、とても綺麗!こうなると、もはや調査というよりも、お宅訪問のような気分です。




点検を行うのは、一級建築士のじゃばお君と、大工歴20年以上のよっちゃん氏。床下に潜ったり天井裏に登りながら、入念にチェック!



屋根の調査には、今回導入した秘密兵器・ドローンを使い、上空からくまなく確認。すると、屋根の一部に歪みが発生している箇所を発見しました。おぉ〜!技術の進歩って凄いなぁ。



次に覗いたのは、母家の左手にある納屋。広々として使い勝手が良さそう。この納屋だけでも欲しい!


カフェに生まれ変わる予定の離れでは、sahoさんとムエさんがBさんへのヒアリングを行っていました。

今回、撮影も手がけたsahoさんは、かつて雑貨屋を営んだ経験の持ち主。現在は、夫のじゃばお君と共に改修した古民家で「ちまこま喫茶」を開き、店主として腕を振るっています。

そして、ムエさん。彼女は、10年前から菓子食堂「Mouette」でお菓子作りに励むかたわら、ご主人・よっちゃん氏が主宰する手しごと工房で、デザインとモルタル造形も担当。

そんな2人からは、次々と実用的なアドバイスが飛び出します。
「客席を出入り口付近に作ると冬は寒いよ」
「スタッフとお客さんの入り口は別々にした方がいい」
「土間があると畑で収穫した野菜の仮置き場に便利」
「新設するトイレは、プライベート空間の母家と導線が被らないように…」
そのどれもが、自分たちの経験を踏まえたもの。まさに『ムエこま工房』の強みは、この豊かな経験と知識に裏打ちされているのです。これから移住や開業を考えている人にとっては、なんとも心強いですね!

せっかくなので、私は少し周りを散策することに。小道を歩いた先にあったのは「八坂神社」。
この地域を守る氏神さまが祀られていました。
また、江戸時代にはじまった農村歌舞伎の廻り舞台もあり、長い時を経て受け継がれてきた伝統と文化の一端に触れることができました。



しばらくすると「アッコさ〜ん、どこ〜?」と、sahoさんの私を呼ぶ声が。それが、静かな山あいにことのほか響きわたり、おかしくありながら、どこか懐かしい気分にも。
いそいそ戻ると、ムエさんの帽子に1匹の赤とんぼが止まっていました。まるで、私たちを歓迎してくれているかのようです。

一通り作業を終え、この日はここで解散。自宅に戻る途中、ダブルの虹を発見しました。運転中で写真に残すことはできませんでしたが、これは良い兆しに違いない!

古民家の再生と理想のカフェ作り。猪名川の豊かな自然の中で、どんな新しい場所が生まれていくのか。これからが、とっても楽しみです!
